マンハッタン ネイビー リボルバー シリーズⅢ

品番：GU-090120
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
（消費税込。10万円以上の商品は国内送料込）

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： アメリカ合衆国(USA)・ (１８６１年～１８６２年)

種別：  古式銃(登録証付)

全長：  312mm 　 口径： 36 Cal.
登録：  東京都

【解説】

マンハッタン ネイビー リボルバー シリーズ ⅢはコルトM１８５１に外観はそっくりですが、全体的に一回り小ぶりで、同社M１９４９ ポケットに近いサイズの銃です。日本人にはちょうど手にしてしっくり来る大きさの銃です。口径は36口径で、装弾数は通常の回転式銃が６発なのに対して５発になっています。５発にすることでシリンダー直径を小さくすることが出来ます。スミス＆ウェッソン社のM36のように小型化できますから携帯しやすく、ある意味一歩進んが銃であると云えます。この銃のオクタゴン・バレルは、4in., 4 1/2in., 5in., そして 6 1/2in.の銃身長の異なるバリエーションが存在します。 本品は最も長い6 1/2インチ銃身モデルです。
Manhattan Fire Arms Manufacturing Co. (マンハッタン ファイアアームズ製造会社) は1857年に設立された会社です。マンハッタン ファイアアームズが民間市場向けに販売されたのに対し、コルトは軍用としての販路を狙いました。ですから当然民間モデルは彫刻などが施されるなどして高級な銃を作ることになり、製造数も軍用のコルトとは比較にならないほど少ないものでした。南北戦争時には将校の私物として使用されたりもしました。ですから本銃は貴重な銃で、かずある残存品の中で極めて保存状態が良いことも一言付け加えます。シリンダーには帆船模様の彫刻がしっかり残っています。バレル上部の刻印も完全に残っています。また銃の主要パーツにはシリアルNo.刻印が入っていて、すべてが合致することで、寄せ集めて組まれた銃ではないことが証明されております。シリアルがNo.１６２４５ですから、これよりシリーズⅢ型であること。１８６１年あたりの製造品であることが判ります。グリップには経年の為に僅かに筋が入っています。 グリップ・パネルとフレームの取り付けにガタ等は見られません。コルト型のリボルバーでは経年の摩耗によってバレルとフレームの結合部分にしばしばガタが見られますが、本品についてはガタ等は見られずしっかりとした状態が保たれています。東京都　平成元年年登録。

●約150年前の骨董品でございますので、通信販売でのご購入を検討される方は、写真をご覧になり十分ご検討の上ご購入ください。