在銘中筒火縄銃の傑作です。
火縄短中筒 左右貮重巻張 山口義惟 花押
Antique Gun Hinawatantyuzutu [Yoshio Yamaguchi]
品番:GU-08052
価格 (price)御案内終了/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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国・時代: 時代:江戸時代末期~幕末
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種別: 火縄式銃砲 全長: 108.8cm 銃身長: 70.9cm 口径: 1.9cm 登録: 東京都 平20年
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【解説】 江戸時代から幕末にかけて造られたと思われる在銘火縄式銃です。銘は左右貮重巻張 山口義惟 花押です。作者は長州鍛冶では高名な山口宗右衛門義惟と思われます。 台木(銃床)には廃藩置県に伴う戊辰番号、明治9年,第130号,の刻印が入っています。通常の戦闘に用いられていた軍銃の口径は大体八匁弾ですが、この火縄銃は口径が大きめで約1.9ミリで十匁弾です。筒周りの肉もタップリでズッシリとした銃です。全長が短い短中筒(侍筒)と呼ばれた銃です。火挟みは鉄製。銃床には侍筒でありながらナマコが付いています。台かぶの部分が絞られた形になったスリムで格好の良い銃です。これらの銃は人を撃つと言うより、陣中に撃ち込んだり、城に撃ち込んだりして、敵に脅威を与える目的に使われていたものと考えられます。筒が太いので手に持つと、その重量に驚かされます。このような重い銃をかまえて撃ったのか?腰だめで撃ったのか?昔の人は大変だったろうと想像させられます。銃身(筒)は鉄製で表一角という型です。銃床の木も良いもので,目が詰んでいるために時代を経ても当時のままの良好な保存状態で残っています。カラクリも完全ですし、火皿の火穴から銃口までは貫通しています。侍筒は一般戦闘員が持つものでは無かったとされ現存するものが少ないですし、これほどの品は今後もなかなか出てこないものと思われます。飾り台は非売品です。
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